「学校における生命倫理教育ネットワーク」第35回勉強会報告

Page last updated on 8 June, 2004. Comments to: Email <asianbioethics@yahoo.co.nz >.
ダリル メイサー(責任者、筑波大学 助教授)
〒305 つくば市 筑波大学 生物科学系
生命倫理に関する教育研究グループ
ファックス番号:0298-53-6614


日時:2003年11月22日 午後3時〜6時
場所:私立芝学園
内容:「国際生命倫理教育ネットワーク発足に向けて」をテーマに

<参加者>
石塚健大 私立芝学園
江口和哉 私立芝学園
小泉博明 麹町学園
三浦俊二 草加西高等学校
山下亨 東村山高等学校
前川史 筑波大学
ミハエラ・シェルブレア 国連大学
メイサー・ダリル 筑波大学
 これまで3回にわたって『生命倫理教育のための教材開発プロジェクト』について議論してまいりました。本プロジェクトでは、異なる国々における生命倫理教育のための、無料のオンライン教材を作ることを目的としております。主な成果物として次の3点が挙げられます。1)生命倫理を教えるための教材2)学校や大学の授業で生命倫理問題について教えることのできる教科書3)異なる国々の先生方同士のネットワーク
 様々な国の先生方と意見を交換した過程で特に、文章、オーディオ、映像(VCRまたはDVD)といった参考資料の要望が高いことが分かってきました。どの情報媒体でもかまいません。既存の資料を集め、2004年4月にCD、ビデオまたはDVDとして広く配布していきたいと思っています。言語は英語、日本語、中国語、スペイン語(その他の言語でも可)のいずれかでかまいません。ぜひ、お手持ちの資料をお持ちいただき、世界各国の先生方と共有できる資料作りに貢献いただければと思います。
 当日は、プロジェクトの進行状況についてのご報告もしていきたいと思います。多くの先生方が、チャプターの1つでも授業で使っていただければと願っております。
日本のネットワークに関しては、来年度のおおよその計画など、ネットワークの今後の活動予定について考えたいと思います。

Bioethics Education Network in Japan 35th Study Group
Date: 2003/11/22
Place and Time: Shiba Gakuen High School 15:00-18:00
All are Welcome! No Charge
Towards Developing International Bioethics Education Network
We have been discussing the メBioethics Textbook Projectモ for the past 3 meetings. This project aims to produce free on-line teaching materials for bioethics education in different countries. The main products will be: 1) Materials for teaching bioethics; 2) A textbook that could be used in school and university classes to teach about bioethical issues; and 3) A network of teachers in different countries.
After speaking to many teachers in different countries, they especially request more background materials, including written, and audio and visual materials, either VCR or DVD for teaching bioethics. It does not matter especially which form of media is used. We want to assemble materials, and distribute widely in April 2004 in CD, video/DVD and copied format. The language can be in English, Japanese, Chinese, and Spanish - others may be added. The author of original material will be mentioned also. Please bring your materials together and join us to assemble a great resource for teachers around the world.
We will also update on the project, which is proceeding well in several countries. We hope that many teachers will be able to at least try a few of the model chapters.
As for the Japanese Bioethics Education Network, we will be discussing about the future plans for the network and make an annual overview for the 2004 fiscal year.
Darryl Macer, Fumi Maekawa University of Tsukuba
E-mail: Macer@biol.tsukuba.ac.jp

 まず、井上先生から勉強会に参加できない旨のお詫びのメールが届いたことをお知らせしました。さらに、2月15日に開催される第9回つくば国際生命倫理円卓会議の生命倫理教育セッションで発表していただけるかどうかについて、意見を交わしました。
次に、教材本体と共にCD-ROMに含める各々の先生方がこれまでに使用してきた資料や映像などについて話しました。まず懸念されるのが、著作権の問題です。出版社や新聞社がどこまで許してくれるかが問題となってきます。授業では、教育目的ということで比較的自由に新聞記事やテレビの映像を使うことが出来ます。これらの資料は個々に使用する分には問題ありませんが、それを公にすることで問題が生じてしまうことは避けられません。まずは、情報の大本である出版社なり新聞社なりに、その都度許可を取っていくしか方法はないのではないか、と言う結論に達しました。
 さらに、日本語を外国のパソコンなどで表示する場合や、Webに載せる場合に、文字化けする可能性があるので、ダウンロードするべきフォント等のハウツーを一緒に記載しないとだめではないか、と言う指摘もありました。また、フォントを統一するなど、資料として見易さや、使いやすさも追求するとよいのではないか、と言う提案もありました。
 また、日本の学生にとっては英語の教材と言う側面が大きいため、テキストの朗読テープがあったら有益かどうか、というメイサー先生の問いに対して、使うかどうかは別として、便利ではある、という答えが挙がりました。映像などでは、例えば実際の医療現場など、生の情報があれば貴重だという意見も挙がりました。
 授業実践に関しては、授業を行いましたと言う事実はいえても、そこからどのように評価を加えて、分析していくか、というのは別問題だ、という意見が挙がりました。体系的にデータを集めるにはどうすればいいのかの見直しが必要でしょう。また、日本語版の教材が開発中であることが報告されました。

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